ヒノキは日本中部から南部にかけて広く分布する
代表的な針葉樹です。
また、台湾にもタイワンヒノキという変種が分布しています。
スギと比べるとヒノキの葉っぱは丸みを帯びており、
「うろこ」のようだと例えられます。
樹皮はスギとよく似ていますが、スギに比べて
一枚一枚の皮が太く、幹から離れており、
ごつごつした印象を受けます。
加工が簡単な上に狂いが少なく、良い香りを長期間に渡って
放つ為、木材としては最高品質だとされています。
強度面でも、伐採後200年かけて強度を増し、
その後1000年かけて徐々に弱くはなるものの、
総じて強い材だと評価されています。