森の学習(上志比小学校)と森の担い手説明会(福井農林高校)を行いました。

 台風18号も去った10月6日、浄教寺町にて 上志比小学校の生徒さんを対象に 間伐現場の見学会を行いました。

 協力事業体の大義林研さんにご協力いただき、実際に木を切り倒す場面の見学や、林業機械の乗車経験など、
実際の林業を肌で感じるような学習をしていただけたのではないかと思います。
 大義林研さんが狙ったとおりの場所に木が倒れると、生徒さんたちはすごい!とおおはしゃぎしていました。
 また、間伐した木を運搬するフォワーダの乗車体験も大きな盛り上がりを見せました。
時間の都合上、代表者のみの乗車体験となりましたが、他の生徒さんからは「自分も乗ってみたい」との声をいただきました。
 短い時間ではありましたが、生徒さんの心に残る学習になったかと思います。

 また、午後からは福井農林高校で、森の担い手を増やすことを目的とした林業の説明会に参加させていただきました。
 主催の福井市の職員さんが福井の林業全体について説明された後、当組合の紹介を行う時間をいただきました。
就職先として林業も視野に入れた高校生が相手ということで、
BGMも加え、当ホームページも活用しながら印象に残るプレゼンを目指しました。
 おかげさまで多数のご質問をいただき、林業への就職に多少は興味を持っていただけたのかな、と感じました。
 「せっかく農林高校で農業・林業を学習しても、就職となると工業を選択する生徒も多数いる。
  しかし、他にやる人が少ないことをチャンスと捉えて、高校で学んだことを活かした職に就くことも視野に入れてほしい。」
  と担任の先生がおっしゃっていましたが、この一言が林業の現実を如実に物語っており、
やはり長年農林高校で教鞭を執っていらした先生のおっしゃることには含蓄があると、こちらも学ばせていただきました。
 実りの多い説明会になったと思います。

 両校の皆様、林業の意義を伝える機会を賜りました県・市の職員の皆様、
ならびにご協力いただきました大義林研様、誠にありがとうございました。

 【追記】
上志比小学校の五年生の皆様から、心温まる御礼のお手紙を頂戴しました。
役職員一同有難く拝見しております。ありがとうございました。

2016年10月06日